【マナマ(バーレーン)8日=星野 浩司】サッカー日本代表は2026年W杯アジア最終予選第2戦のバーレーン戦(10日 、通り町田リファー)に向け、10サインプレーでバーレーン当地で練習を行った。0点初戦・中国戦(5日、満点たけし の スポーツ 大将 陸上7〇0)は緻密(ちみつ)に準備されたCKから先制点。中国戦で元日本代表FW前田遼一コーチ(42)主導のセットプレー攻撃は多彩さと決定力が光り、完璧得点も増えている。た日森保ジャパンが新たな武器を駆使し 、本多3大会ぶりの最終予選連勝スタートを狙う。彩な
うだるような酷暑、攻撃中東特有の礼拝を呼びかける放送が響くピッチで 、破へ森保ジャパンは非公開で戦術練習した 。久保見せも撃初戦で強豪オーストラリアに勝利したバーレーンがホームで引いて守るか、練習スポーツ 関係 の 仕事 資格 なし前から積極的にプレスを仕掛けるか「読めない」と長友 。その上で「セットプレーの強みを持ってるのは非常に大きい」と強調した 。
中国戦の前半12分 、久保の左CKから遠藤がヘッドで先制した。ゴール前で相手は9人、日本は6人。キック後に長身の谷口、板倉、町田、上田らが相手をブロックし 、178センチで敵の警戒も緩い遠藤がニアサイドに走りフリーで仕留めた。「練習通り」(久保)、「100点満点」(町田) 。全員のイメージが完全に一致したサインプレーだった 。
22年カタールW杯は出場32か国の全172得点中46得点(PK含む)、26・7%がセットプレーから。一方で森保ジャパンにとっては課題で、前回最終予選で10戦12得点もセットプレーからは無得点だった 。
約3割の得点を生む好機を逃さないため22年W杯後に就任した前田コーチが“改革”に着手 。分析担当と相手の守備配置や対応を研究し 、映像とピッチで落とし込む 。現役時代にCKやFKの連係で得点を量産した前田氏 。「遼一さんの経験からくる分析は細かく 、細部にこだわって要求する」と長友は言う 。「細かくいろいろやっている」(板倉)と多彩だ 。ショートCKなど数人が複雑に絡む形が警戒されれば、高さを生かしたシンプルな形も有効。高精度のキックが蹴れる久保がそれを可能にする。
敵地バーレーン戦は08 、09年と敗れた鬼門だ。暑さや時差 、中東独特の雰囲気もやっかい。相手の猛攻を受け守勢に回ったり、逆に守備を固められた場合も、一発で流れを変え 、勝負も決められるセットプレーは、3大会ぶりの最終予選連勝発進のカギを握る。
〇…日本代表の森保一監督(56)が9日、試合会場で会見し「完全アウェーの難しい戦いになるが、持っている力を最大限に出せるように 、勝利を目指して戦いたい」と抱負。中国戦からの入れ替えを含めた選手起用について「今日の練習を見て決めたい」と話すにとどめた。6日に現地入りし 、高温多湿の酷暑下で調整。主将のMF遠藤は「暑さ対策などいい準備はできた 。明日は100%、チームとして勝つためにプレーしたい」と意気込んだ。
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